ソムリエール川西のワインにまつわるエトセトラ | Qualiter Letter

春です。 桜の季節です。

皆様、突然ですが・・・ 「ロゼワイン」 飲みますか??

そう、ワインを選ぶとき、白にしようか? 赤にしようか?って悩む事はありますが、
ロゼにしようか?って、あまりならないのが悲しい現実・・・

さくら〜 さくら〜 ♪ なんて、ついつい口ずさんでしまうこの季節、

さくらと言えばピンク、 ピンクと言えばロゼワイン。(ちょっと連想が早過ぎますか・・・!?)

近所の酒屋さんでもロゼワインのコーナーがあったり、
春ワインの中には、必ずロゼワインが入っています。

そもそも、フランス語では"ロゼ"、イタリアやスペインでも"ロサート"、"ロサード"など、
バラ色のイメージ。

でもやっぱり、この儚げでありながら、優しい色は、
日本人にとっては春に桜をイメージしますよね。


南仏では、春から夏にかけて、海岸沿いのレストランのテラスで、
"ブイヤベース"や"ニース風サラダ"を
食べながら、ほとんどの人がロゼワインを楽しんでいます。
南仏のロゼは "ヴァカンスワイン"とも言われています。






そしてフランス人が"ヴァカンス"以外でロゼワインを楽しむシーンと言うのが、
ベトナム料理をはじめとする
アジア料理をベースにしたお店なのです。

先日のビストロ・ダ・アンジュでのワイン会でも、"ネム"と言われる、
揚げ春巻きのようなものを、柑橘やミントでアクセントをつけたソースと、
ロゼワインを合わせてお出しさせて頂きました。

苺やチェリー、バラなど、フルーティ&フローラルな香り。
果実の瑞々しさを口いっぱいに感じられる
ガスコーニュの辛口ロゼ。後味はタンニンが心地よく残ります。
地元ではラタトゥイユやオリーブ、ピザなどと合わせます。





中国料理との相性も良かったですよ〜。
ニンニクの効いた肉汁ジュワ〜な餃子に、鶏と唐辛子の炒め物、
香辛料がピリッと効いてる四川麻婆豆腐。
シチリアのシラー、ネロ・タヴォラなどのこのロゼは、鮮やかな濃いピンク色。
ザクロや赤スグリの香り漂い、キリッとした酸と、風味の良い薬味の香り。
アペリティフ、貝類やフレッシュチーズともオススメ。


 

爽やかさの中にも、まろやかで繊細な味わい、ほんのり感じるスパイスの風味は
揚げ物や、炒め物の多いアジア料理には、とってもよく合います。

日本の食卓って、和食をはじめ、洋食、中華、さまざまな料理が並びますよね。
白でもなく、赤でもない、ストライクゾーンの広いロゼとは、とっても合わせやすいんですよ。

日本の食卓で、もっと多くのロゼワインが飲まれても、不思議ではないと思います。


気候も良くなり、寒いのが苦手な私も暖かくなると活動範囲が広がって
小学生の様に、自転車でどこまでも行っちゃいます。

そして4月は新しい出会いや、新しい事が始まったり、始めたり。

私が働く ビストロ・ダ・アンジュ はこの春44周年を迎え、又新たなスタートをきりました。
創業1972年、たくさんのお客様のお迎え、お見送り、スタッフとの出会い、別れ、
様々な人達の思い出が詰まったこの空間。
これからも大切に、より素晴らしいお店にしていける様に
気を引き締めていきたいと思っております。


そう言えば、この商売で 「サクラ」 と言えば、
客を装って店が賑わっている様に見せかける役割、
「サクラ」ってのもありますが、この語源も「桜が咲くと人が集まる」とか、
「桜のようにパッと現れ、パッと消える」など、「サクラ」に関係があるようです。


私のお店で「サクラ」をお見かけすることはございませんが、
満開の桜、今年はどこでお花見しましょうか!!  もちろんロゼワインを持って!!


ビストロ・ダ・アンジュ ソムリエール  川西幸代



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