ソムリエール川西のワインにまつわるエトセトラ | Qualiter Letter

やっぱり夏は「スーッとするやつ」

今日は梅雨の中休み。良く晴れて、日差しが強く、もう夏の気配ですね。
この時期の晴れ間には、太陽のありがたみをしみじみと感じられます。

また、大雨での各地の災害に、人間の無力さというのも、ひしひしと感じています。

フランスは、ブルゴーニュ地方でも、霜や雹の被害があり大打撃をうけています。
この時期、雹が降ると、実が落ち、ブドウの収穫量が減ります。
ただ、収穫減とワインの美味しさは別問題で、残ったブドウに充分な栄養がいきわたり、
これからの天候によっては、逆に美味しいワインが出来る可能性もあります。
ワインの生産量は減るかもしれませんが、美味しさに期待しましょう。。。


 

ジメジメと暑い日が続き、夏も本番を迎えると、スーッとしたの飲みたくなります。
昔、母親が「スーッとするやつ飲みたいわ。」と、よく言っておりました。
スーッとするやつ・・・。 飲みたくなりますよね。

ビストロ・ダ・アンジュでも、どんどんスパークリングワインのご注文が増えてきましたよ。

スパークリングワインの代表と言えばシャンパンだと思いますが、
今回は、リーズナブルに家飲み出来る、シャンパンと同じ製法で造られる、
スペインの "CAVA"(カバ)。 
何だか文字だけ見ていると、違うものを想像してしまいますが・・・。
                                         

その昔、フランスがスペインを侵略したことにより、甚大な被害を受けたんですが、
カタルーニャにはシャンパーニュ製法がもたらされました。
その頃はCAVAも、"チャンパン"と呼ばれていましたが、フランスから抗議を受け、
CAVAと名付けられました。
"CAVA"は、カタルーニャ語で「洞窟」や「地下蔵」という意味があります。
かつて実際に、熟成の際には洞窟が使用されていました。

 

 きめ細やかな泡が途切れることなく立ち上がります。
 夏らしい柑橘の爽やかな香りで切れ味が
 とっても良いです。
 最後はブドウのほのかに甘い香りが残りますよ。

 オリーブをつまみながら、さっぱりとした酸味の効いた
 ドレッシングのサラダやカルパッチョと。


フランスからは、"クレマン"。フランスのシャンパーニュ地方以外で、
シャンパーニュ製法で造られたスパークリングワイン。  
シャンパンより気圧が低く、お値段もハーフ。とっても優しいのでハーフスパークリングと言われる事も。
その滑らかな舌触りから、語源はクリームなんです。

アルザス地方で造られたクレマンは、フランス国内でも一番の人気です。

 

 果実味、味の豊かさ、余韻、
 どれをとってもシャンパーニュクラス。
 爽やかな酸味と引き締まるドライ感。

 お料理に合わせるだけでなく、
 ホームパーティでも大活躍しますよ。



そして、シャンパンタワーなんかで使われる、底の浅いクープ型のグラスは、
マリーアントワネットの左胸を型どったものと言われています。
おしゃべり好きの女の子はこのグラスの方が相手の顔を見ながら会話が弾みそうですね。


マリーアントワネットが出てきたところで、7月14日はフランス革命記念日。

この革命によって王政が廃止になると、王に仕えていた料理人やサービス係が街に出て、
当時誕生しつつあったレストランで働くようになり、ソムリエが誕生したとか。

長い歴史のあるこのお仕事。 今年も半年が過ぎたと思うと、今一度身が引き締まる思いです。
これからも皆様に楽しい時間を過ごして頂けるお手伝いが出来るよう、精進したいと思います。

今年の夏は、記録的猛暑ですって。
しっかりと美味しいもの食べて飲んで、 厳しい夏を乗り越えましょう!!

後半もどうぞよろしくお願いします。


ビストロ・ダ・アンジュ ソムリエール  川西幸代



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