ソムリエール川西のワインにまつわるエトセトラ | Qualiter Letter

ワインが繋げてくれたもの

早いもので、あっという間に12月。年の瀬、師走という言葉どおり、
何だかせわしなく忙しい時期を過ごされている事と思います。

あれもこれもと気ばかり焦って、何もしていない!ってのが私の現状でありますが・・・。

ビストロ・ダ・アンジュも忘年会やクリスマス、
年末年始を迎えるにあたって団体のお客様も増え、
外の寒さとはうらはらに賑やかになり、活気があふれています。

レストランは一年で最も忙しいと言われるこの時期、忙しくはありますが、
お客様との会話が、楽しさに変えてくれます。
一年を振り返ると、たくさんの方々との出会いがあり、
私たちの励みになってくださったと実感しております。

そして、また、ワインとの出会いもたくさんありました。

     


国内の何県かのワイナリーを訪れ、生産者のお話を伺い、
ヨーロッパに比べて歴史の浅いこの日本で
まだ根の浅いブドウの苗にどれだけの栄養分を行き渡らせるか、
ヨーロッパの最新の醸造技術などを試行錯誤しながら、
美味しいワインを造る為に、たくさんの愛情を注いでおられました。

そんな中で造られたワインは、おとなしさの中に力強さがある
日本らしいワインがたくさんありました。




先月のコラムにも書きましたが、テリアンシェフがフランスから持って来てくれた、
ローヌのワインも新しい世界が見えましたし、
また、カリテ・エ・プリのスタッフがヨーロッパを飛び回り、たくさんの美味しいワインと出会い
私たちのレストランに紹介してくれました。

南仏、ラングドック地方の、ファミーユ・ファーブルのクレメンスさんが持ってきてくれたワインは
ジャムのような甘い果実味がいっぱいでタンニンがとても綺麗な赤と、
新樽で発酵され、輝くような黄金色で、シロップ漬けのフルーツやアーモンドの様な香り、
味わいはとても余韻が長く、すばらしい白ワインでした。

クレメンスさんは、とてもチャーミングで気さくな女性で、
「ワインのネタはもっといっぱいあるのでいつでも連絡ちょうだいね。」と言ってくださり、
ボトルには「ラングドックの太陽をいっぱい感じ、
このラングドックに来てもらえるのをお待ちしています。」 と、メッセージを書いてくれました。

  



そして、コート・デュ・ローヌのジョイス御夫妻は、古くからあるぶどう畑を買い取り、
2009年の初ヴィンテージのワインを。樹齢100年のグルナッシュ100%のこのワインは、
果実味、酸味、渋味のバランスが良く、デキャンタージュすることで更に真価を発揮し
温度によって色んな顔を見せてくれるワインでした。

ご主人はイギリス人で奥様はフランス人。南仏が大好きでプロヴァンスにも畑をもっておられ
ワイナリーの事や、持ってこられたワインはどのような料理と合わせれば良いのかなど、
にこやかに、そしてとても丁寧にたくさんの事をお話ししてくださいました。  

      

この様な人柄あふれるワインを皆様にも紹介し、繋げていきたいと思います。


ビストロ・ダ・アンジュでは毎月ワイン会を開催しておりますが、ご参加のお客様同士が
楽しそうにお話されているのを見かけたりすると、こちらも楽しく、嬉しく思ったり、
ワインを通じて知り合った方が、お店に来てくださったりと、
今年はワインが人と人とを繋げてくれるのを あらためて実感した年でありました。


今年も一年、拙いコラムをご拝読頂き、またお店で声を掛けて頂き、
たくさんの元気を頂きありがとうございました。

年越しのご挨拶には少し早いですが、この場を借りてお礼申し上げます。

来年もワインと皆様との繋がりを楽しみに、クリスマスを乗り切りたいと思います。

新しい年も、皆様にとって素敵なワインと人との出会いがあります事をお祈りいたします。
そして、素敵な乾杯がたくさん出来ますように!!

    à Votre Santè!!


ビストロ・ダ・アンジュ ソムリエール  川西幸代



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