ソムリエール川西のワインにまつわるエトセトラ | Qualiter Letter

2018 新年を迎え思う事

新年明けましておめでとうございます。

年末年始は楽しく希望に満ち溢れた乾杯を幾度となくされた事だと思います。
新年を迎えて目標を立てたり、決意を新たにしたり、何かを始めたり。

それはきっと何かを成し遂げるとその向こうに何かがあるのを知っているから。

今の自分を成長させてすばらしい年にしたい、未来をより充実したモノにしたいと願うから。
とは言うものの、余程の信念と覚悟がないと成し遂げられないことも知っている。
分かっちゃいるけど中々動けない!と言うのが私のような凡人の言い訳。。。




目標体重になるまでは、と食事制限をし、仕事から帰ってから(私達の場合帰宅は23時〜24時)
ジョギングをしているなんて言う、お店のスタッフの話を聞くと、私には真似できないわと
尊敬の念さえ覚えます。

そんな私でございますので、地道にコツコツとマイペースで精進していくしかないなと思っております。
本年もどうぞよろしくお願い致します。


人にもあの年は良かった、今年こそは良い年にとすばらしい一年がある様に、
ワインにも当たり年を示す"グレート・ヴィンテージ"というものがあります。
ヴィンテージ=vintageの語源はフランス語の"Vendange" ラテン語のぶどうの収穫を示す言葉。
又は、Vin=フランス語でワイン、age=英語の年齢や時代、が合わさったものだと言われ、
いずれにしてもワインに深く関わる言葉なのです。

「ヴィンテージもの」と言えば今では様々な商品に対して使われ、
「古くて価値のある物」という事になりますでしょうか。
ワインに対しては、ヴィンテージというと、ぶどうの収穫年を指します。

「このワイン、ヴィンテージもん?」の意味は「このワイン、価値のある年代もん?」と
なるわけですが、「このワインのヴィンテージは?」と聞かれれば「2017年」と
古くても新しくても、ぶどうの収穫年を指すことが多いのです。

そして「グレート・ヴィンテージ」とは「偉大な年」。
その年の天候の良し悪しが大きく左右されるのですが、地方、大陸、国が変われば
それも全く変わるわけで、全てが「グレート」とは言えませんよね。
それでは何を基準に「グレート・ヴィンテージ」と言っているのか。


         


実はフランス、ボルドー地方の赤ワインのヴィンテージの良し悪しを指すことが多いのです。

ボルドーワインの価格の相場は独特で、ボルドー以外の地方や国のワインのほとんどは
生産者自身が近くの生産者や市場の相場を判断しながら決めます。
そして他の商品と同じで物価の上昇、下降と、経済状況を考慮しながら値上げ、値下げをします。

ボルドーワインといっても、グラン・クリュや特別な格付けをされた銘釀ワインとして扱われるものは、
毎年価格が変動し、一年後には10倍の市場価格になっているものもあります。

これはボルドーの伝統的な商法で、その年のワインの価格を生産者が決めるのではなく、
仲買人やワイン商によって決められます。それは品質のみではなく、評論家のコメントや世界の
経済事情をみながら変動していきます。




私たちがワインを買う目的は飲むためですが、年々価格変動いくワインを投資目的で
購入する人も少なくありません。
こういった理由がボルドーが世界に注目され多く語られる理由かもしれませんね。


「良いワインは良いブドウから造られる」という言葉がある様に、
天候というのはとても大切だと思います。

しかし、そこに人の知恵、技術、想いが込められ、初めてすばらしいワインが生まれるということを
忘れてはいけません。長い歴史とたくさんの努力が実を結んだ結果なのです。





グレート・ヴィンテージとは良い年ですが、何年か経って、そのワインがより素晴らしくなっていたとき
また改めてその年が偉大だったと分かるもの。

一日一日を大切にし、数年後にあの時の私がいたから今の私がいると思えるような
そんな一年にしたいと思います。


          

とはいうものの… このコラムの原稿締め切りがとうに過ぎておりまして……
年末の忙しさと正月休みというのに甘えが出てしまいました。。。

この場をお借りしまして、スタッフの皆様! ホントにごめんなさいっ!

初詣で"勝"と刺繍されたお守りを買い、今年は自身の甘えに勝つぞ!と意気込みましたが
三日坊主どころではありません…


皆様!何卒、何卒本年もよろしくお願いいたします。


ビストロ・ダ・アンジュ ソムリエール  川西幸代

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